ナシレマはインターナショナル(Antarabangsa)
2009年 11月 30日
今日はK.Lで有名なナシレマのお店をご紹介。
K.Lの中心部でありながら、マレイ・カンポン(村)のある場所。
ここは、Kampung Baruと呼ばれていて、古くからKL出身のマレイ系が住んでいる地区です。
Caty、車では時々通りかかるのですが、このあたりを歩いてみたのは本当に久しぶり。
ここら辺は駐車しにくいので、休日にLRTを使って来てみました。
大通りは昔に比べて、道も広くなり、だいぶ綺麗になったのだけど、
すぐわきの小さな路地に入ると、まだまだ古いカンポンハウスが残っています。
放し飼いのニワトリも歩きまわっていました。←15年ほど前は、山羊も歩いていたはず(笑)
でもこの場所、LRTのKLCC駅から、たったのひと駅ぶんの距離。
だから、古い木造住宅のバックには、そびえたつツイン・タワーが・・・(笑)
こういう住宅地を眺めながら、しばらく歩いて行くと・・・。
あった、ここがNasi Lemak Antarabangsaというお店。
このナシレマのお店、K.Lでは有名なのです。
ナシレマというと、朝食というイメージがあるのですが、
この店は、夕方から朝までの営業時間なので、夜食にナシレマを食べに来る人達で賑わいます。
でも、開店して20年ぐらいしかたっていないから、それほど古い店ではないのよん。
この日Catyは朝ごはんを食べに来ました。←閉店間際だったので、店は空いてた。
2ドル50センの、茹で卵入りの基本的なナシレマ(ご飯、煮干し、ナッツ、キュウリ・サンパル)や
目玉焼、イカや魚の煮物、フライドチキン、牛肉や内臓の煮物などの
好きな具のナシレマを選ぶことも出来ます。
Catyはイカの煮物入りのナシレマ(Nasi Lemak Sotong)と茹で卵を追加注文ました。
ふと見ると、ボロボロの店内に、有名人がサインした看板が飾ってあった。
そういや、ここに椀茶さんも訪れた事があったっけ。←サインを探して見たけどなかったよん(笑)
ナシレマって各店でそれぞれ味が違うけど、有名なのだから、何か特徴があるのかしらん。
食べてみると、確かにご飯は、道端の安いナシレマみたいにパサパサしてなくて美味しかった。
でも、サンパルやイカ煮はかなり甘めだわん。
もちろん、唐辛子も使われているので、辛いんだけど、甘味の方が強く感じる味付けだと思った。
Catyはもう少し、辛さの方が引き立っているのが好きなんだけど、
椀茶さんは魚のナシレマを食べて辛かったって言ってたから、選ぶ具によって辛さも違うのかな?
いや、単に普段食べている辛さの基準が違うのかも・・・(笑)
閉店間際でもバイクに乗って来て、お持ち帰りを包んでもらう人を何人も見かけたから、
やっぱり人気があるんだろう。
多くの屋台で味付けに使っているMSGを、
この店では使わないというのは聞いたことがあるんだけどね。
このコッテリとしたナシレマを食べてると、
さっきから何も食べずにCatyの前のテーブルに座っていた、70代ぐらいのマレイのおじいさんが、
Catyのテーブルにやってきて、「チャイニーズ?それともジャパニーズ?」と聞いてきました。
Catyが「日本人です」とマレイ語で答えると、
今度はおじいさん、嬉しそうに日本語で「アナタノ ナマエハ ナンデスカ」と聞いてきました。
(ここからは英語の会話で)
Caty 「あら、日本語が少しわかるんですね」
おじいさん 「大昔、マレイシアにやってきた日本人と、中国人が喧嘩をしてた事があって、
日本人のお手伝いをしてました。 僕はまだ10代だったけどね」
Caty 「この近所に住んでるんですか?」
おじいさん 「この店のすぐ後ろが僕の家だよ。もう何十年もここに住んでるんだ」
さすがKL出身の年配のマレイ系だけあって、キチンとした英語を話してました。
もっと昔のK.Lの様子などが聞けるかな、なんて思ったその時、
おじいさんの首から、ぶら下げてたケータイが鳴りだして、電話で話をしていたかと思うと、
「ワイフが呼んでるから戻らなくっちゃ」と言って、杖をつきながら、帰っていっちゃいました(笑)
あらあら残念、もうすこし、おじいさんと話をしていたかったのになぁ・・・。←暇人
でも、こういう事を書くと、また、Catyは爺キラーだとかコメントされるんだけど、
なぜか、おじいさんから話しかけてくる事が多いんだよん。←若い男性からは皆無なのに(爆)
P.S 最近、マレイシアでも、人気のある家族経営の小さな店が、
小奇麗なカフェ風の支店を出したりすることも多いのですが、この店も例外ではありません。
去年あたりから、マレイ系が多く住む地区に、
ナシレマ専門のカフェを何店かオープンさせているのです。(トーストなどの軽食もある)
掘立小屋のような本店(笑)とは大違い。
注文したのは、同じくイカの煮付け入りのナシレマ。
ここだと本店とは違い、サービス料もとられます。
コーヒーとイカ入りナシレマで10ドルは、かなり高いなぁ・・・。(本店だと飲み物入れて6ドル50セン)
盛り付けやキュウリの切り方も、本店よりも丁寧だけど、
味はやっぱり甘めで、本店で食べた時と同じ味がしたよん。
時々、専用の軽トラが走ってるのを見かけるから、
肝心のサンパルソースや煮込みなどは、同じ場所で作って各店に配達してるのかもね?
屋台で食べるのが大好きCatyとしては、
こうやって、次々とチェーン化されるのは、ちょっぴり淋しいかも。←高くなるのも困るんだよん(笑)
K.Lの中心部でありながら、マレイ・カンポン(村)のある場所。
Caty、車では時々通りかかるのですが、このあたりを歩いてみたのは本当に久しぶり。
ここら辺は駐車しにくいので、休日にLRTを使って来てみました。
大通りは昔に比べて、道も広くなり、だいぶ綺麗になったのだけど、
すぐわきの小さな路地に入ると、まだまだ古いカンポンハウスが残っています。
でもこの場所、LRTのKLCC駅から、たったのひと駅ぶんの距離。
こういう住宅地を眺めながら、しばらく歩いて行くと・・・。
あった、ここがNasi Lemak Antarabangsaというお店。
ナシレマというと、朝食というイメージがあるのですが、
この店は、夕方から朝までの営業時間なので、夜食にナシレマを食べに来る人達で賑わいます。
でも、開店して20年ぐらいしかたっていないから、それほど古い店ではないのよん。
この日Catyは朝ごはんを食べに来ました。←閉店間際だったので、店は空いてた。
2ドル50センの、茹で卵入りの基本的なナシレマ(ご飯、煮干し、ナッツ、キュウリ・サンパル)や
目玉焼、イカや魚の煮物、フライドチキン、牛肉や内臓の煮物などの
好きな具のナシレマを選ぶことも出来ます。
Catyはイカの煮物入りのナシレマ(Nasi Lemak Sotong)と茹で卵を追加注文ました。
ふと見ると、ボロボロの店内に、有名人がサインした看板が飾ってあった。
ナシレマって各店でそれぞれ味が違うけど、有名なのだから、何か特徴があるのかしらん。
食べてみると、確かにご飯は、道端の安いナシレマみたいにパサパサしてなくて美味しかった。
でも、サンパルやイカ煮はかなり甘めだわん。
もちろん、唐辛子も使われているので、辛いんだけど、甘味の方が強く感じる味付けだと思った。
Catyはもう少し、辛さの方が引き立っているのが好きなんだけど、
椀茶さんは魚のナシレマを食べて辛かったって言ってたから、選ぶ具によって辛さも違うのかな?
いや、単に普段食べている辛さの基準が違うのかも・・・(笑)
閉店間際でもバイクに乗って来て、お持ち帰りを包んでもらう人を何人も見かけたから、
やっぱり人気があるんだろう。
この店では使わないというのは聞いたことがあるんだけどね。
このコッテリとしたナシレマを食べてると、
さっきから何も食べずにCatyの前のテーブルに座っていた、70代ぐらいのマレイのおじいさんが、
Catyのテーブルにやってきて、「チャイニーズ?それともジャパニーズ?」と聞いてきました。
Catyが「日本人です」とマレイ語で答えると、
今度はおじいさん、嬉しそうに日本語で「アナタノ ナマエハ ナンデスカ」と聞いてきました。
Caty 「あら、日本語が少しわかるんですね」
おじいさん 「大昔、マレイシアにやってきた日本人と、中国人が喧嘩をしてた事があって、
日本人のお手伝いをしてました。 僕はまだ10代だったけどね」
Caty 「この近所に住んでるんですか?」
おじいさん 「この店のすぐ後ろが僕の家だよ。もう何十年もここに住んでるんだ」
さすがKL出身の年配のマレイ系だけあって、キチンとした英語を話してました。
もっと昔のK.Lの様子などが聞けるかな、なんて思ったその時、
おじいさんの首から、ぶら下げてたケータイが鳴りだして、電話で話をしていたかと思うと、
「ワイフが呼んでるから戻らなくっちゃ」と言って、杖をつきながら、帰っていっちゃいました(笑)
あらあら残念、もうすこし、おじいさんと話をしていたかったのになぁ・・・。←暇人
でも、こういう事を書くと、また、Catyは爺キラーだとかコメントされるんだけど、
なぜか、おじいさんから話しかけてくる事が多いんだよん。←若い男性からは皆無なのに(爆)
P.S 最近、マレイシアでも、人気のある家族経営の小さな店が、
小奇麗なカフェ風の支店を出したりすることも多いのですが、この店も例外ではありません。
去年あたりから、マレイ系が多く住む地区に、
ナシレマ専門のカフェを何店かオープンさせているのです。(トーストなどの軽食もある)
掘立小屋のような本店(笑)とは大違い。
注文したのは、同じくイカの煮付け入りのナシレマ。
ここだと本店とは違い、サービス料もとられます。
コーヒーとイカ入りナシレマで10ドルは、かなり高いなぁ・・・。(本店だと飲み物入れて6ドル50セン)
盛り付けやキュウリの切り方も、本店よりも丁寧だけど、
味はやっぱり甘めで、本店で食べた時と同じ味がしたよん。
時々、専用の軽トラが走ってるのを見かけるから、
肝心のサンパルソースや煮込みなどは、同じ場所で作って各店に配達してるのかもね?
屋台で食べるのが大好きCatyとしては、
こうやって、次々とチェーン化されるのは、ちょっぴり淋しいかも。←高くなるのも困るんだよん(笑)
by saltycaty
| 2009-11-30 21:27