MERDEKA! その1
2009年 08月 30日
明日はマレイシアの独立記念日です。
マレイシアの歴史って案外浅くて、イギリスから独立してわずか52年しかたってません。
だから、Catyの友人や知り合いにも、独立前後に生まれた人達が沢山います。
ポンポコ研究所では、独立記念切手を取り上げてるポン
さて、マレイシア(マラヤ連邦)の独立を支えた人と言えば、初代マレイシア首相であるこの方。
TUNKU ABDUL RAHMAN PUTRA AL-HAJ。 ←長いけど、彼の名前です(笑)
先月買った本なのですが、なかなか面白いのよん。
中は英語だけどマンガなので、読んでても飽きません。←英文も簡単で読みやすい
内容は彼の誕生やマラヤ連邦が独立するまでの事が書かれています。
彼の政治活動の話が大半なのですが、
マレイシアの当時の生活の様子もよくわかり、Catyにも面白く読むことが出来ました。
彼はケダー州のサルタンの息子として生まれ、
8才の時、兄夫婦に連れられて、バンコクの学校に入学するのですが、
この時代、ケダー州(今でいうマレイシアとタイの国境近く)からバンコク(北)に行くために、船で
わざわざシンガポール(南)まで出て、それからバンコクに向かったようすが描かれています(笑)
距離的には大陸を通った方が短いけど、
そのころバンコクに行く陸路は、まだまだ整備されてなかったんだろうね。(それに危険?)
実際、バンコクに一緒に行った彼の兄は、
軍事勢力に敵対する山賊の掃討作戦を行っていたようだから。
その後、イギリスに留学するけれど、
マレイシア人がほとんどいなかったので、最初はタイ人の学生達と仲良くなったらしい(笑)
結局、
志した法律家の資格を取ることが出来ないまま帰国(戦後ふたたびイギリスにわたり、資格を取得)
役所勤めとするのですが、ランカウイに赴任になった時のエピソードや、
第二次世界大戦を迎え、日本軍がマレイシアにやってきた事なども書かれています。
当時のマレイシア人の生活や、
周りの人々の独立にかける思いなど、ユーモアたっぷりに描かれているのですよん。
(クリックで拡大します)
さて、彼が独立宣言をしたメルデカ広場(Dataran Merdeka)に続くこの道(TAR通り)、
Catyがマレイシアに来た当時、メインストリートとして買い物客で賑わっていたものですが、
最近ではすっかりさびれてしまい、ちょっとさみしい感じがします。
もちろんイギリス統治時代からある建物もまだ残っているのよん。
さて、ここで食べるものと言えば、やはりココしかないでしょう。
でも、続きはまた明日。←あっ、今日の記事は珍しく、食べ物が出てこない(笑)
P.S 明日の独立記念日は、メルデカ広場(Dataran Merdeka)で、
毎年行われるはずのパレードが中止になっちゃったのよね。
(国会議事堂近くで軍や警察が参加する式典は行われるそうだけど)
パレードに参加するために集まる学生たちのH1N1の感染の問題もあっただろうし、
今年は断食の季節と重なるために、飲まず食わずで炎天下を歩くと、
脱水症状で倒れる参加者や観客が続出するというもの理由の一つだと思うのだけど。
今年は静かなMerdeka Dayになるかも・・・?
マレイシアの歴史って案外浅くて、イギリスから独立してわずか52年しかたってません。
だから、Catyの友人や知り合いにも、独立前後に生まれた人達が沢山います。
ポンポコ研究所では、独立記念切手を取り上げてるポン
さて、マレイシア(マラヤ連邦)の独立を支えた人と言えば、初代マレイシア首相であるこの方。
TUNKU ABDUL RAHMAN PUTRA AL-HAJ。 ←長いけど、彼の名前です(笑)
先月買った本なのですが、なかなか面白いのよん。
中は英語だけどマンガなので、読んでても飽きません。←英文も簡単で読みやすい
内容は彼の誕生やマラヤ連邦が独立するまでの事が書かれています。
彼の政治活動の話が大半なのですが、
マレイシアの当時の生活の様子もよくわかり、Catyにも面白く読むことが出来ました。
彼はケダー州のサルタンの息子として生まれ、
8才の時、兄夫婦に連れられて、バンコクの学校に入学するのですが、
この時代、ケダー州(今でいうマレイシアとタイの国境近く)からバンコク(北)に行くために、船で
わざわざシンガポール(南)まで出て、それからバンコクに向かったようすが描かれています(笑)
距離的には大陸を通った方が短いけど、
そのころバンコクに行く陸路は、まだまだ整備されてなかったんだろうね。(それに危険?)
実際、バンコクに一緒に行った彼の兄は、
軍事勢力に敵対する山賊の掃討作戦を行っていたようだから。
その後、イギリスに留学するけれど、
マレイシア人がほとんどいなかったので、最初はタイ人の学生達と仲良くなったらしい(笑)
結局、
志した法律家の資格を取ることが出来ないまま帰国(戦後ふたたびイギリスにわたり、資格を取得)
役所勤めとするのですが、ランカウイに赴任になった時のエピソードや、
第二次世界大戦を迎え、日本軍がマレイシアにやってきた事なども書かれています。
当時のマレイシア人の生活や、
周りの人々の独立にかける思いなど、ユーモアたっぷりに描かれているのですよん。
さて、彼が独立宣言をしたメルデカ広場(Dataran Merdeka)に続くこの道(TAR通り)、
Catyがマレイシアに来た当時、メインストリートとして買い物客で賑わっていたものですが、
最近ではすっかりさびれてしまい、ちょっとさみしい感じがします。
もちろんイギリス統治時代からある建物もまだ残っているのよん。
さて、ここで食べるものと言えば、やはりココしかないでしょう。
でも、続きはまた明日。←あっ、今日の記事は珍しく、食べ物が出てこない(笑)
P.S 明日の独立記念日は、メルデカ広場(Dataran Merdeka)で、
毎年行われるはずのパレードが中止になっちゃったのよね。
(国会議事堂近くで軍や警察が参加する式典は行われるそうだけど)
パレードに参加するために集まる学生たちのH1N1の感染の問題もあっただろうし、
今年は断食の季節と重なるために、飲まず食わずで炎天下を歩くと、
脱水症状で倒れる参加者や観客が続出するというもの理由の一つだと思うのだけど。
今年は静かなMerdeka Dayになるかも・・・?
by saltycaty
| 2009-08-30 15:15