マレイカンポンでおよばれランチと、ある「儀式」
2008年 12月 01日
昨日の日曜にマレイ系の知り合いのお宅でお祝い事があったので、
ランチをご馳走になってきたcatyです。
今日の主役の男の子にプレゼントや、袋に入れたお小遣いをあげたりしてお祝いしました。
(でも、誕生日ではありません)
何のお祝い事かは後で話すとして、←すこし意味深(笑)
まず、いただいたお料理の話から始めましょう。
ということで・・・
美味しそうなマレイの家庭料理が並んでいまねぇ。
飲み物はお祝い事によく使われるローズシロップの水割りです。
こちらもお祝いに欠かせない、もち米をターメリックで炊いた黄色飯。←日本では赤飯だよね
最近ではこういう風に大勢の人を呼ぶとき、
ケータリングを頼んで、料理を盛ってきてもらう事が多くなりましたが、
コチラのお宅では、きちんと料理をしたそうです。
(200人ほど呼んだといってたから、お料理大変だっただろうなぁ)
味はどれもよかったですよ←2回もお代わりした人(笑)
でも、やっぱりマレイ料理は辛くないと思いました。
デザートも豊富で、マレイのお菓子も頂きます。
日本の粽にそっくりなのですが、中味はココナツ。←でも美味しかった
マレイシアで定番のトウモロコシのプリンもあります(笑)
食べる時はテーブルもイスもないので、そのままじゅうたんの上にペタンと座ります。
これが昔ながらのマレイスタイル。
catyは日本人なので、床に座って食べるのはそれほど大変じゃないのですが、
一緒に行った中華系の人などは、かなり苦労していたようでした(笑)
今日、伺ったこの家は、マレイ系が昔から住んでいる古い住宅地で、
よく、マレイカンポン(マレイの田舎)などと呼ばれる場所なのですが、
実はKLCCから車で30分もかからない場所なのです。
でも、ニワトリが道を走っていたり、
バナナや、パパイヤ、マンゴー、ココナツなどが、あちこちに生っています。
コチラは、ジャックフルーツの木です。←果実に布にかぶせて虫が付かないようにしてあるらしい
そういえば、今日ご馳走になった料理のメニューにも、
このジャックフルーツ(Nanka)のココナツミルク煮があったなぁ。
最初はタケノコ煮かと思ったけど、Nanka(ナンカ)だと教えてくれた。
昔は店が近所になくても、こうやって半自給自足でやってたんでしょうね。
この家の近所にも手作りの保存食が並べて干してありました・・・。
油で揚げて食べるらしい。
catyの日本の実家のちかくでも、季節によっては山菜や大根を干していました。←田舎者
町の中心部から、さほど遠くない場所に、
今でも、こういうマレイカンポンがあちこちに残っているのです。(いいよねぇ)
catyの知り合いのご夫婦はプトラジャヤなどの新しい住宅地に家を持っているのに、
住むには、やっばりココがいいと引越しせずに、新しい家を人に貸しているそうです。
トタン屋根の家もまだまだ多く、なんだか30年くらい前にタイムスリップしたみたい・・・。
でも、衛星放送のアンテナは、どの家にもしっかり付いてました。
やっぱり現代だ(笑)
P.S さて、何のお祝い事に呼ばれたかというと、
実は、彼女の息子さんが「割礼」をおこなったので、それをお祝いしての集まりだったのでした・・・。
えっ、「割礼」って何かって?
モスリム男性の大事な儀式のひとつなのですが、
早く言えば、男性のある部分を切るらしいのです。←catyは女性なのでよくわかりましぇん(笑)
↑意味もなく、隣で飼われていた猿の写真(笑)
国や民族によっても違うのでしょうが、
マレイシアだと、10歳から11歳になると、男の子に「割礼」をおこなうようです。
病気でもないのに、そんなとこ「チョッキン」しちゃうなんて、
日本だと「え~っ」と思うのでしょうが、コチラでは別に珍しいことではありません。
マレイ系の大きな会社だと、お医者さんを呼んで、
職員の子供達の「割礼」をまとめて行い、費用が安くなるように補助したりします。
なんでも会社内で、希望者を集めるお知らせが回ってくるらしい←学校の集団予防注射みたい(笑)
特に今は長期のスクールホリディ(1月の正月明けまで学校は休み)なので、
多くの子供達のはこの時期に行うようです・・・。
もちろんcatyはその現場を見たわけではありませんので、あまり詳しくは知らないのですよん。
ただ、今日は、午前中に親戚などが集まり、お祈りが始まったらしく、
非モスリムのcatyなどは午後のランチに、お呼ばれされたのでした・・・。
成長した大人でも、イスラム教に改宗した人は「その儀式」を行うことがあるそうですから、
皆さんも、まだまだ遅くはない?←チョッキン(笑)
ランチをご馳走になってきたcatyです。
今日の主役の男の子にプレゼントや、袋に入れたお小遣いをあげたりしてお祝いしました。
(でも、誕生日ではありません)
何のお祝い事かは後で話すとして、←すこし意味深(笑)
まず、いただいたお料理の話から始めましょう。
ということで・・・
美味しそうなマレイの家庭料理が並んでいまねぇ。
飲み物はお祝い事によく使われるローズシロップの水割りです。
こちらもお祝いに欠かせない、もち米をターメリックで炊いた黄色飯。←日本では赤飯だよね
最近ではこういう風に大勢の人を呼ぶとき、
ケータリングを頼んで、料理を盛ってきてもらう事が多くなりましたが、
コチラのお宅では、きちんと料理をしたそうです。
(200人ほど呼んだといってたから、お料理大変だっただろうなぁ)
味はどれもよかったですよ←2回もお代わりした人(笑)
でも、やっぱりマレイ料理は辛くないと思いました。
デザートも豊富で、マレイのお菓子も頂きます。
日本の粽にそっくりなのですが、中味はココナツ。←でも美味しかった
マレイシアで定番のトウモロコシのプリンもあります(笑)
食べる時はテーブルもイスもないので、そのままじゅうたんの上にペタンと座ります。
これが昔ながらのマレイスタイル。
catyは日本人なので、床に座って食べるのはそれほど大変じゃないのですが、
一緒に行った中華系の人などは、かなり苦労していたようでした(笑)
今日、伺ったこの家は、マレイ系が昔から住んでいる古い住宅地で、
よく、マレイカンポン(マレイの田舎)などと呼ばれる場所なのですが、
実はKLCCから車で30分もかからない場所なのです。
でも、ニワトリが道を走っていたり、
バナナや、パパイヤ、マンゴー、ココナツなどが、あちこちに生っています。
コチラは、ジャックフルーツの木です。←果実に布にかぶせて虫が付かないようにしてあるらしい
そういえば、今日ご馳走になった料理のメニューにも、
このジャックフルーツ(Nanka)のココナツミルク煮があったなぁ。
最初はタケノコ煮かと思ったけど、Nanka(ナンカ)だと教えてくれた。
昔は店が近所になくても、こうやって半自給自足でやってたんでしょうね。
この家の近所にも手作りの保存食が並べて干してありました・・・。
油で揚げて食べるらしい。
catyの日本の実家のちかくでも、季節によっては山菜や大根を干していました。←田舎者
町の中心部から、さほど遠くない場所に、
今でも、こういうマレイカンポンがあちこちに残っているのです。(いいよねぇ)
catyの知り合いのご夫婦はプトラジャヤなどの新しい住宅地に家を持っているのに、
住むには、やっばりココがいいと引越しせずに、新しい家を人に貸しているそうです。
トタン屋根の家もまだまだ多く、なんだか30年くらい前にタイムスリップしたみたい・・・。
でも、衛星放送のアンテナは、どの家にもしっかり付いてました。
やっぱり現代だ(笑)
P.S さて、何のお祝い事に呼ばれたかというと、
実は、彼女の息子さんが「割礼」をおこなったので、それをお祝いしての集まりだったのでした・・・。
えっ、「割礼」って何かって?
モスリム男性の大事な儀式のひとつなのですが、
早く言えば、男性のある部分を切るらしいのです。←catyは女性なのでよくわかりましぇん(笑)
国や民族によっても違うのでしょうが、
マレイシアだと、10歳から11歳になると、男の子に「割礼」をおこなうようです。
病気でもないのに、そんなとこ「チョッキン」しちゃうなんて、
日本だと「え~っ」と思うのでしょうが、コチラでは別に珍しいことではありません。
マレイ系の大きな会社だと、お医者さんを呼んで、
職員の子供達の「割礼」をまとめて行い、費用が安くなるように補助したりします。
なんでも会社内で、希望者を集めるお知らせが回ってくるらしい←学校の集団予防注射みたい(笑)
特に今は長期のスクールホリディ(1月の正月明けまで学校は休み)なので、
多くの子供達のはこの時期に行うようです・・・。
もちろんcatyはその現場を見たわけではありませんので、あまり詳しくは知らないのですよん。
ただ、今日は、午前中に親戚などが集まり、お祈りが始まったらしく、
非モスリムのcatyなどは午後のランチに、お呼ばれされたのでした・・・。
成長した大人でも、イスラム教に改宗した人は「その儀式」を行うことがあるそうですから、
皆さんも、まだまだ遅くはない?←チョッキン(笑)
by saltycaty
| 2008-12-01 21:02